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高森明勅
2022.2.16 09:00日々の出来事

「中央公論」“私のオススメ新書”に拙著『「女性天皇」の成立』

「中央公論」3月号に「2022 新書大賞」という大きな特集。
その中に「目利き49人が選ぶ2021年私のオススメ新書」という記事がある。
49人の有識者が、昨年に刊行された厖大な数の新書の中から、
それぞれベスト5を選ぶという企画だ。

その中で、社会学者の鈴木洋仁氏が
拙著『「女性天皇」の成立』を第1位に挙げて下さった。

「考えるヒントにあふれています。
『女性』なら良いのか? 『女系』はダメなのか? 
それとも、『だれ』なら良いのか? 
意見は平行線を描きがちです。
皇族の結婚をめぐる世論の沸騰を冷まし、国会で始まるはずの
議論にも多くの示唆を与えるにちがいありません。
君塚直隆『カラー版 王朝外交物語』(光文社新書)と併せて熟読すれば、
皇族の減少、公務のありかた、といった、さまざまなテーマへ
思考を広げられるでしょう」

又、慶応義塾大学教授の渡辺靖氏も第2位に。

「日本のイエ制度の究極とも言える天皇家。
人権意識が高まる現代において日本の『伝統』をどう捉えれば良いのか。
有益な視点や示唆に富んだ一冊」

光栄だ。

【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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